馬ノ山は羽合平野の北端に位置する標高107mの山で、展望台からの景観は絶景です。古墳群がありハワイ風土記館、馬ノ山公園などが整備されています。1581(天正９)年、羽柴秀吉の中国攻めの際、羽柴勢が御冠山に陣を構えたのに対し、吉川元春が、この馬ノ山に陣を構えた戦の舞台としても有名です。

　ハワイ風土記館はふるさと創生事業の一環として平成4年4月馬ノ山の自然を活かし、古墳（ハニワ）とお城をイメージした文化施設として建設されました。清く澄んだ東郷湖や羽合平野が一望でき、遠く大山や島根半島、さらにはよく晴れた日には青く輝く日本海の水平線のかなたの隠岐の島が見え美しい自然を360゜のパノラマで見渡せます。夜になるとライトアップされ、幻想的でロマンチックなムードをかもしだします。

　江戸時代、橋津には鳥取藩の藩倉が10数棟あり、米や物資の積み出し港として賑わいました。当時は藩ごとにこのような藩倉が多数存在し、流通経済の拠点となっていました。現在残っている藩倉遺構は全国でもごくわずかで、橋津には３棟が残っており、県の文化財に指定されています。

　ハワイ夢広場は、屋根のある全天候型多目的広場でテニスなどのスポーツやイベントができる施設です。その他、ローラースケート場や人工芝テニスコートをはじめ、多目的広場やリハビリスポーツ広場、子供広場なども併設されており、多くの人々に利用されています。